アメリカン・エキスプレスとは
アメリカン・エキスプレスの創業は約150年前、米国ニューヨーク州で生まれました。ただし「エキスプレス」(急行便)というその名が示すとおり、元々は運送業者でした。馬や馬車で西部への荷物の配送等を行っており、まだアメリカン・エキスプレス社は金融サービス自体は営んでいませんでした。しかし、その最も大きな得意客は金融機関であり、通常の小包の他、株券や金、小切手等の貴重品の運搬を行っていました。そのうちに貴重品を運ぶより自ら金融業務を行ったほうが早いということになり、1882年にマネーオーダー(郵便小為替のようなもの)サービスを、また1891年にはトラベラーチェック業務を開始し、これが急激に人気を得て、一躍金融サービスの雄となりました。またこれらの金融サービスを行う上でヨーロッパの金融機関とも提携等が不可欠となり、パリ事務所は1895年にオープンしています。1905年には当時のニューヨークの移民の玄関口エリス島の公式通貨交換業者として指定されました。
アメリカン・エキスプレスが最初にクレジットカードを発行したのは1958年のことです(ゴールドカード発行は1966年)。アメリカン・エキスプレスは年会費も高く、加盟店側にとっても手数料が高いのですが、逆にステータスシンボルとしてもてはやされ、バブル時代まで急速に業績を伸ばしてきました。日本でも「出かける時は忘れずに」という宣伝で有名になりましたよね。しかしその後経済環境の悪化、多角化のツケ、さらにあまり高すぎた手数料が原因となった加盟店からの反旗(加盟店がアメリカン・エキスプレスの提示を拒否。ボストンではボストン茶会事件(Boston Tee Paty)ならぬボストン手数料事件(Boston Fee Party)と呼ばれているのが笑えます)等がおき、右肩上がりの伸長は現在はとまっています。ただそれでもステータスシンボルとしての地位は相変わらずで、以前より多少加入しやすくなったことはむしろ歓迎すべきことです。
上記のとおり、アメリカン・エキスプレスはどちらかというとステータスシンボル的カードです。会費は1万円以上し、その分サービス内容も充実しています。ただ、金融機関系クレジットカードに比べると加盟店数は少ないので、VISAやMastercardよりは使いにくいです(私も以前海外にいったときにそういうことを知らずにわざわざアメリカン・エキスプレスを作って持っていったのですが、結局別にもっていたVISAカードばかり使っていました)。その点は覚悟して、ステータスシンボルと割り切って作りましょう。
現在はゴールドカードよりさらに上のプラチナカード、あるいはユーザーからの申し込みはできないブラックカード(センチュリオンカード)が垂涎の的となっています。
どうしてもアメリカン・エキスプレスを安く欲しいという方は、サービス内容は多少異なりますが<セゾン・アメリカン・エキスプレス>という手があります(年会費1万円以下)。
http://best.xsrv.jp/mt/mt-tb.cgi/23
from ?????±(2007年06月20日 18:49)
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